【お部屋探しパーフェクトガイド】その2.物件・地域情報を集めよう
2014/10/28
上限予算とスケジュールが決まったらお部屋探し開始!インターネットでとにかく情報を集めて、物件情報に慣れていくのがおすすめ。そこから実際の暮らしをイメージして、自分のライフスタイルに合わせた条件・エリアに絞って行こう。
2−1.間取り表記の読み方
間取り表記の読み方
部屋のタイプは、通常、「ワンルーム」「K」「DK」「LDK」の4つ。「K」「DK」「LDK」の頭に付く数字はベッドルームの数を表わしている。
「ワンルーム(1R)」
1部屋の居室の中にキッチンが備え付けられた間取り。もっともコンパクトな、一人暮らしの基本ともいえる間取り。専有面積は18m2から20m2台のものが多いが、もっと広めのものもある。
「キッチン(K)」
一般的に4.5畳以下のキッチンのみの間取り。ワンルームと違い、居室とキッチンが仕切られているので、料理の際の匂いが居室に移りにくくなる。
「ダイニングキッチン(DK)」
テーブルを置いて食事できる程度の、キッチンつきの部屋のこと。一般的に8~10畳未満のものを指すが、明確な規定はないので実際の面積は必ずチェックしよう。
「リビング・ダイニング・キッチン(LDK)」
リビングとしての大きな部屋に、ダイニングキッチンが含まれる間取り。DKとの違いは面積で、一般的に8~10畳以上をLDKという。但しこれも明確な規定はないので注意が必要。
「SLDK」
LDKにSがついた間取りで、サービスルーム・納戸のこと。納戸は窓がない、もしくはあっても建築基準法に満たないため、部屋として表記できないスペースだ。
一般的な目安は?
首都圏における一般的な目安としては、一人暮らしの場合でワンルーム~1DKの20平方メートル前後。新婚・カップルの場合で、2DK~3DK程度で40平方メートル以上、ファミリーなら3DK以上で50~60平方メートル以上といった具合。 ただし、部屋のレイアウトや収納の大きさによっても生活空間の広さは異なってくる。実際に見てみなければわからないことも多いので、希望する間取りには幅を持たせて考えるのが無難だ。
収納の場所、量も欠かさずチェック!
自分に必要な間取り、広さを考えるために、まず自分の持ち物をリストアップしよう。そして間取図の中で、必要な場所に必要な収納があるかどうかをチェック!収納スペースの配置・量はとても大切な要素だ。入りきらない場合は処分する必要がでてくるので注意。 実際の暮らすイメージから生活動線を意識してみることで、あなたのライフスタイルに合った間取りかどうか見えてくるはず。
2−2.物件の設備条件をチェック
物件の条件・設備を考えるにあたって、自分にとって何が必要なのかを考えることが大切。一番必要だと思われるものから優先順位をつけておき、家賃との妥協点を見つけよう。
物件設備条件のチェック表
物件種別
3階建て以上で特定の建物構造の物件がマンション、2階建以下のものがアパート。一般的にアパートは、遮音性があまりよくない。鉄骨のマンションなら音が伝わりにくいが、それだけ家賃はお高め。
築年数
築5年以内の物件は築浅と呼ばれ、人気があるので家賃は高い。逆に10年を超えると家賃は大分抑えられる。築年数が長い物件でもリフォーム・リノベーションがされているところは狙い目。
階数
女性の一人暮らしの場合、防犯面では2階以上に住むのがオススメ。ただし、1階なら下に音が響く心配もなく、小さな庭がついていることも。家賃も安く設定されていることがある。
バス・トイレ独立
最近では「バス・トイレ別」を望む声が多い。しかしワンルームではまだまだユニットバスが主流。風呂とトイレは別々でないと落ち着かないという人は、必ず条件に入れておこう。
フローリング
同じ間取りの和室に比べて、家賃が高いことが多い。フローリングにこだわりたいけれど高い家賃は払えないという人は、畳の上に自分でフローリングシートを敷いて代用するのもひとつの手だ。
セキュリティ
家賃はやや高めだが、オートロック・モニタ付インターホン付きのマンションが女性に人気。また宅配ボックスが設置してあれば、宅配業者を装った押し込み強盗などの侵入を防げる。
2口ガスコンロ
自炊中心で料理好きな人は火力の強いガスの2口コンロのある部屋がおすすめ。最新式の電気コンロなら大丈夫ですが、そうでないと火力が弱く料理にも時間がかかる。但し、火の元には注意。
室内洗濯機置場
室内に洗濯機置場があれば、真冬の寒い時期も室内で洗濯ができ、防犯上も安心だ。室内以外では、玄関先やベランダに置き場があったり、洗濯機置き場が全くない物件も。
ペット可・楽器可
ペット可・楽器可は数が少ない。ペット可物件で全体の三分の一程度。どうしてもという人は、これを第一条件にして、時間をかけて探そう。家賃も高めなので、他の条件はあきらめる覚悟も必要。
その他設備
追い炊き風呂・エアコン・地デジチューナー・CATV・インターネット回線・冷蔵庫といった設備が付いている部屋もある。一部に関しては、初期費用が抑えられることになる。
その他のこだわりポイント
日当たり
部屋全体の明るさ・気分だけでなく、冷暖房費、湿気にも影響する。日当たりの悪い部屋で浴室乾燥がないと、洗濯物が乾きにくいかも。たとえ窓が南向きでも、周囲に高いビルや木があると日当たりが悪くなる。下見の際には必ず確認だ。
駐車場・バイク置き場
車を持っている人、持つ予定がある人は、最初から条件に入れて探そう。駐車場つきの物件以外で、都心や駅近くで駐車場を探すのは至難の技。部屋が決まったら、早めに駐車場の目星もつける必要がある。バイクに乗る人も、きちんと愛車を置ける場所があるか確認しよう。
2人入居可
ワンルーム1K、1DKなど、単身者向けの物件に2人で住みたい場合は、2人入居可の記載がある物件を探そう。稀に、2人入居可の記載がない場合でも、仲介業者が家主に相談して2人入居が認められることも。2DKなど、ファミリータイプの間取りだと最初から「2人入居可」の記載がない場合もある。
リフォーム・リノベーション済み
築年数の経っている物件でも、リフォーム・リノベーション済みなら内装はピカピカ。家賃もお手頃の狙い目物件となる。リフォームは建築当時の状態に戻す施工を指し、リノベーションは時代に合わなくなった物件の、用途や機能・間取りを変更して、新たな価値を生み出す改修工事を指す。リノベーションの方が現代風な間取り・機能を備えている場合が多い。
お部屋探しパーフェクトガイド
(引用:いえらぶ)
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