【お部屋探しパーフェクトガイド】その3.不動産屋に行こう
2014/10/28
自分のお財布事情と相談しながら、希望する物件の条件・住みたいエリアなどが固まってきたら、いよいよ不動屋さん回りへ!部屋探しも本番だ。その前に、訪問時の注意点を把握しておこう。
3−1.目的にあった不動産会社を選ぼう
自分のお財布事情と相談しながら、希望する物件の条件・住みたいエリアなどが固まってきたら、いよいよ不動屋さん回りへ!部屋探しも本番だ。その前に、訪問時の注意点を把握しておこう。
目的にあった不動産会社を選ぼう
ひとえに不動産会社といっても、扱う物件や得意な分野はそれぞれ。まずは不動産会社について知っておこう。
不動産屋さんにも種類がある
物件を探す際にチェックしておきたいポイントとして、「取引態様」がある。「貸主」「代理」「仲介(媒介)」の3種類があり、不動産会社のほとんどは「仲介」を主としている。
- 貸主|不動産会社が自社で所有する物件を直接入居者に貸し出す|手数料不要
- 代理|大家さんに代わって、不動産会社が物件の入居者と契約を結ぶ|手数料は基本的に不要
- 仲介|不動産会社が大家さんと入居者の間に入って、物件を仲介する|手数料必要
この取引態様によって仲介手数料の有無が異なってくる。実際には少ないのだが、貸主から直接借りる、あるいは代理によって借りる場合は、仲介手数料はかからない!(代理の場合は、大家さんとの取り決めによって、仲介手数料が発生する場合も。)
「仲介」に関しては、その物件を複数の不動産会社が扱っていることになるため、他の会社から先に契約をされてしまうこともあるので注意。仲介の中でも「専任」で物件を扱っている場合は、その会社一社のみの取り扱いということになるので、そういった心配は無用だ。
得意分野を見極める
不動産会社にもいろいろなタイプがある。大手チェーンもあれば、町場の老舗不動産屋もある。もっと言えば「学生向けの物件が多い」「ファミリー向けの物件に強い」「事務所や店舗などがメイン」だったり。 不動産会社によって得意分野はそれぞれだ。
希望の家賃や条件・設備を基準に、広範囲からベストな部屋を探したい方は「多店舗展開型の大手不動産会社」
- 取り扱いエリアが広く、支店と連絡を取り合いながら幅広いエリアで探してくれる。
- 大手の看板による安心感がある。社員教育も行き届いているので、明るく丁寧に接客してくれるところが多い。
住みたい駅・エリアがすでに確定している方は「地域密着型の町場の不動産会社」
- 周辺情報に詳しく、地元の大家さんに直接任された「穴場物件」が思わぬ掘り出し物になるかも。
- 個人経営タイプなら独断で営業できるので、柔軟な対応で融通が利くところが多い。
これらはあくまで目安であるが、初めての一人暮らしの人や、信頼できる不動産会社のコネクションが無い人はご参考までに。まずはインターネットで、希望のエリア・物件種別に強い不動産会社をピックアップしよう。そのうち数社回ってみて、取り扱い物件の幅や接客対応などを見極めていくのが安心だ。
3−2.いざ不動産屋へ
訪問前には必ずアポイントを取っておこう!
すでに物件の目星をつけている場合は、まずは電話で問い合わせてみよう。その際、「○○(サイト名・情報誌名など)で見たのですが」と伝えると、スムーズに対応してくれるはずです。下見の日程や、担当者も事前にきちんと確認しておこう。
2月後半~3月は特に注意!
まだ物件の目星がついていない人も、不動産屋に行く際は必ず事前に連絡を入れよう。 引っ越しする人の少ない閑散期であれば、住みたい町に直接出かけて行って不動産屋を巡るのも悪くないが、物件の取り合いになる2月後半~3月の繁忙期は、事前連絡なしで行っても対応してもらえない可能性が高い。
特に遠くから出てくる人は、すでに目当ての物件の契約が決まってしまっていた…とか、慣れない町で不動産屋探しに右往左往、なんてことのないように!来店までに条件に合いそうな物件を探しておいてくれる事もあるので、事前にアポイントを入れておいて損はないだろう。
訪問時の注意点は?
不動産会社を訪問し、自分の中で優先度の高い条件を伝えれば、希望に沿った部屋があるか探してもらうことができる。それまでに、自分が物件に求める条件を明確に順位付けしておくことが重要だ。すでに目当ての物件がある場合には、より詳細な資料・間取りなどを見せてもらい下見ができるのかどうかを確認しよう。
土日・祝日は混雑することが多いので、平日の朝に訪問するのが良い。朝早くに行けば、当日気に入った物件があった場合にスムーズに手続きができる。
節度ある行動を心がけよう!
ここで一つ注意したいのは、不動産会社に行った際に、担当者に悪い印象を与えてしまうような身だしなみや振舞いをしないように、ということ。お客とはいえ、入居者として家主に紹介できる人なのかどうか、不動産屋さんもあなたのことをチェックしているのだ。部屋を貸す上で信頼できる人と思われるよう、清潔感のある格好で、常識的な振舞いをしなければダメ。
特に、多くの友人と一緒に来てはしゃいでいたり、恋人とべったりで下見に来たりすると敬遠されることも。夜集まって騒がれたり、半同棲状態になったりするのではないかと疑われてしまうのだ。一人で行くのが無難だが、心細い場合もあるだろうし、複数の人と行った方が下見の際も細かくチェックできるという面もある。そういった場合は、付き添いの人を含めて節度ある行動を取れれば大丈夫だ。
お部屋探しパーフェクトガイド
(引用:いえらぶ)
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